施工管理技士国家資格のうちの1つ。国土交通省管轄。 施工管理技士の区分は1級、2級であるので表記に注意する必要がある。東日本大震災以降、除染工事や造成工事などの復興工事で必置となる主任技術者や監理技術者になるために必須の資格であり、需要が急激に高まっている。
国家試験は一般財団法人全国建設研修センターが実施している。
1級は、河川、道路、橋梁、港湾、鉄道、上下水道、などの土木工事において、主任技術者または、監理技術者として施工計画を作成し、現場における工程管理、安全管理など工事施工に必要な技術上の管理などを行う。
▼建設業界の課題
高齢化による労働者の退職、建設業の就労環境の悪いイメージによる若手入職者の減少など労働者不足・担い手不足が建設業では構造的な問題となっている。
その反面、東京オリンピックの開催、災害対応、社会インフラの老朽化に対する維持管理など、建設業への需要は増加傾向にある。
そのため、優秀な人材を確保したい。
特に、1級土木管理士は重宝される。
▼学科試験
令和元年の合格率は54.7%という結果だ。
近年減少傾向だが、例年並みに落ち着いた感じた。
それでも高い合格率を保っている。
▼実地試験
令和元年の合格率は45.3%の結果だ。
近年は35%あたりの合格率を保っていたが
一気に上昇した感じだ。
1級より先に2級を受験した。
2級は自己採点で大丈夫そうだった。
2級の合否待ちの状態で勉強をスタートした。
学科は2級より専門用語が難いと感じた。
僕はもともと専門用語が分からない。
2級でも用語に苦戦した。それ以上に難しい。
例えば
▼鋼材が時間の経過とともに低下していく減少
A.リラクセーション
マッサージサロンかと思った笑
過去問を平日30分程度の勉強を半年した。
5年分の過去問をやった。
まずは、学科試験を終えた。
自己採点で合格点に達していた。
ひと安心したが、遊んでいては間に合わない。
すぐに実地試験の勉強にとりかかった。
僕は施工の現場が良くわからない。
現場のイメージがつかずに大変苦労した。
難易度としては、難しい資格試験だと思う。
もちろん国家資格だ。
1級とついているので、誇らしい資格である。
だが、合格率は実地、学科とも高い資格だ。
勉強すれば、必ず合格できるはずである。
計画的に頑張ってもらいたい。
学科試験は専門的な内容が幅広く出題される。
1つ1つ理解することは至難である。
過去問だけで傾向がある程度つかめてくる。
理解しなくても問題には慣れてくる。
4択問題の内容が2択まで絞れるようになる。
あとは繰り返し過去問をやるだけだ。
2択まで絞れているので正解は近い!
勉強し続けて、正解の精度をあげろ。
過去門5年は徹底的にやることを推奨する。
実地試験も過去問を繰り返しやった。
2級にはあった選択肢が、1級では無くなる。
実地試験は難しいと思いがちだが、繰り返しやっていくと、実施試験は基本的な問題しか出ないことに気付く。
覚えないといけないことは多い。
ただ、問題はパターン化されている。
特に土工とコンクリートは重要だ。
ポイントを抑えれると合格できるはずだ。
経験記述は2chで予想した。
そして、安全管理と品質管理を用意した。
事前に書いて、会社の先輩に添削して貰った。
論文は通勤時間を使って丸暗記しした。
会社に30分早出し、毎日少しずつ勉強した。
部署にいるジャイアンみたいな先輩が、
「勉強する暇あったら仕事しろ!」と嫌味を言ってくる。
「早く出社してもインターネットを見ているだけのアナタよりはマシでしょ!」
と言ってやりたいけど、、、、言えませんが!
嫌味を無視し、勉強した。
実際は会社としては推奨している資格なので、早出して勉強しても咎められない。
「結果を出せば、評価は僕が上だ!」
暗記は、通勤中に車で声に出して暗記した。
ちなみに家では、一切勉強をしていない。
仕事は好きだが、会社は嫌いだ。
なので会社で無駄と思われるスキマ時間(無駄な会議・無駄な講習会・帰ってはいけない雰囲気な残業時間)などを最大限に活用して小刻みに勉強した。
学歴や現場経験が乏しくても、勉強すれば十分に合格を狙える資格だ。最小の努力で取得できるように、効率化を考えた勉強計画を立てよう。
▼僕が使った参考書である
「適当なものはどれか?」
「適当でないものはどれか?」
どちらにも解説あるので分かりやすい。