補償業務管理士の口述試験

補償業務管理士

口述試験を受けてきた。

大阪だ!!

大阪へ行ってきた。

遊びにきたわけではない!

口実試験は大阪か東京しか会場がない。

なので夕食は食道楽一色である♥

イケメンの後輩ともたくさん語れた!!

試験が朝からだったので

当日入りは間に合わないので前日入りした。

決して、飲み歩きに行ってきた訳ではない。

でも慣れない布団と試験が不安で眠れず、
結局、朝4時まで飲んでしまった!

 

翌朝

頭ガンガン痛いまま試験会場に到着。

講習会や筆記試験はおっさんだらけだったのに、
口述試験に女性が2名いたのは感動した。

この部屋で1時間以上は待った。。。

試験対策は完璧にしてきたつもりだ。

 

口述試験はあまり緊張しなかった。

本番は予想した問題が、ほぼ出た。

予想問題に対しては100点の
受け答えをしたつもりだ。

でも、思った以上に
面接官にいじめられてしまった。

想定外の質問もガンガンきた。

実際に受けた内容を以下に書き残しておく。

 

ちなみに面接はクールビズスタイルで受けた。
また飲み歩いて寝たのが4時以降だったので
二日酔いかもしれない笑)

口述試験内容

まず、席に付く前に
受験番号と名前を聞かれる。

受験番号は受験票を見て答えても良い。

赤字で書いたところは想定外だった質問だ。

▼業務事例について説明せよ
口述試験前に作成しなければいけない書類に、2つ業務について「業務概要」と「配慮事項等」を詳しく書かなければならない。
その内容について、面接で問われるため、自分が何を書いたか覚えておく必要がる。

 

▼会社での地位、業務内容は?

「測量部の班長をしております。主に一般測量業務、用地測量業務を行っています。」

 

▼成果品の品質向上のための業務執行体制、チェック体制及びその運用の現状はどうなっているか?

「各工種ごとに担当者が作成した成果を主任担当者が確認した後、照査者による工程内照査、最終照査を行います。最終照査完了後、社内検査者による社内検査を行い、成果の品質向上に努めています。」

 

▼共通仕様書と特記仕様書の違いは何か?

「共通仕様書は業務を実施するために必要な書類で、どの業務にも共通して適用される注意事項等の仕様内容を記載したものです。対して特記仕様書は、各業務特有の注意事項等の使用内容を記載したものです。」

 

▼共通仕様書と特記仕様書は業務上どちらが優先されますか?

「特記仕様書が優先されます。」

 

▼発注者から指示を受けた場合あなたはどう対応しますか?

「指示内容を確認し、確認事項があれば発注者と打合せ協議を行い、協議書を作成し、業務を進めます。」

 

▼補償業務管理士 土地調査部門と名刺に書き、名刺を渡した相手からこれは、どのような資格かを問われた場合、どう答えるか。

「用地補償業務で、専門性を持った資格。。。ですかね。。。」

→土地の権利者の確認や、境界確認を行うために必要な資格である。

各登録部門の内容を勉強し、答えられるようにしておくようにと指摘される。

 

▼事業損失と収用損失について答えなさい。

「事業損失は起業地外の第三者に対して、収容損失は起業地内の収用に対してです。」

▼また、損失は何に対して行うものですか。

「何??ですか。。。」

具体的にと、答えを誘導され、

「財産ですか?」

→正解です。

奇跡的に答えることができた。

 

▼登記に載っていない権利とは何があるか。

「小作権」

→どのように権利者を調べるか。

「地元聞き取りや農業委員会に確認します」

 

▼小作権以外にも例をあげよ。

「え!」

(小作権しか用意してなかった)

「すみません。思い浮かびません」

 

▼個人情報とは?

「個人が特定できるものであり、氏名・住所・電話番号等が個人情報に当てはまると思います。」

 

▼個人情報の取扱いについて教えなさい

「業務遂行中に入手した、個人情報記載書類に関しては、専用の棚で、部外者が閲覧できないよう厳重に管理しています。個人情報を取り扱うパソコンはパスワード管理によるアクセス制限をかけ、管理しています。」

▼個人情報の取扱いについて、発注者とメールでやり取りする場合のやり方を説明せよ。

「添付ファイルに鍵をかけます。パスワードとファイルを別々に送信します。」
(想定外の問題だったが実務でやってるので答えられた)

▼筆界特定制度とはなんですか?

「筆界特定制度とは、法務局から指名された筆界特定登記官が、土地家屋調査士等の筆界調査員の意見を踏まえて、現地で筆界を特定する制度です。」

自信があったので即答したら。。

→では「筆界」とは何か説明せよ。

「え!]

初歩的な問題なので、間違えるとマズいと思いグダグタな説明になる。

「筆の境界ですかね。。。。」

→では「境界」とは何か説明せよ。

もっとグダグタな説明になる。

「境界の境ですかね。。。。」

もはや何を言っているのか分からなくなった笑

 

▼家督相続について説明せよ。

(全く予想していなかった問題だ)

「家督相続??配偶者の持ち分がどうこうってやつですか?」

(さっぱり分からない)

→相続関係説明図など業務で作りませんか!

「15年ぐらい前まで、弊社でも作ってました。」

「今ではそういった業務がありません」

→面接は以上です。

 

予想した問題には完璧に答えられたが、
後半がグダグダ過ぎて、
不完全な気分のまま面接は終わってしまった。

 

2人いる面接官が
途中で変わると聞いていたが、
僕の場合は変わることなく質問が続いた。

違う面接官だったら結果が変わってきたかもしれないが、たらればを言っても仕方がない。

 

合格でありますように!